XymonのLinuxクライアントエージェントをソースファイルからインストールします!

Linuxクライアントエージェントのソースファイルからの導入

Linuxクライアントエージェントをソースファイルからコンパイルして導入する方法を解説していきます。

 

エージェントを導入する際に使用するファイルは、監視サーバを導入した際に使用したファイルと同じファイルです。

 

「Sourceforge Xymon systems and network monitor」のサイトからファイルのダウンロードを行ないます。
ダウンロードサイト:http://sourceforge.net/projects/xymon/

 

 

インストールの工程としてはサーバ版と同じく、以下の4項目になります。

  1. Xymon実行ユーザの追加
  2. ソースファイルダウンロード
  3. ファイルの展開、及びMakefile作成
  4. コンパイル、及びインストール

Xymon実行ユーザの追加

「useradd」コマンドで、Xymonを実行するユーザ「xymon」を追加します。

 

# useradd xymon

Xymonソースファイルのダウンロード

今回は「wget」コマンドでプログラムファイルをダウンロード、及び「/tmp」ディレクトリで作業を行っています。

 

# cd /tmp
#
# wget http://sourceforge.net/projects/xymon/files/Xymon/4.3.11/xymon-4.3.11.tar.gz
--2013-06-10 11:53:42-- http://sourceforge.net/projects/xymon/files/Xymon/4.3.11/xymon-4.3.11.tar.gz/download
sourceforge.net をDNSに問いあわせています... 216.34.181.60
sourceforge.net|216.34.181.60|:80 に接続しています... 接続しました。
(***途中省略***)
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
長さ: 2760418 (2.6M) [application/x-gzip]
`xymon-4.3.11.tar.gz' に保存中

 

100%[==================>] 2,760,418 7.72M/s 時間 0.3s

 

2013-06-10 11:53:44 (7.72 MB/s) - `xymon-4.3.11.tar.gz' へ保存完了 [2760418/2760418]

 

# ls -l xymon-4.3.11.tar.gz
-rw-r--r-- 1 root root 2760418 4月 21 22:33 2013 xymon-4.3.11.tar.gz
#
# md5sum xymon-4.3.11.tar.gz
c67be496333b455b270d0a41378c724f xymon-4.3.11.tar.gz

ファイルの展開、及びMakefileの作成

ダウンロードしたフィルの展開、Makefileの作成作業を行います。

 

「configure」というシェルスクリプトを実行することで、ソースファイルをコンパイルする前にインストール対象となるシステムの情報をチェックし、チェック状況を反映したMakefileを作成します。

 

# pwd
/tmp
#
# tar zxvf xymon-4.3.11.tar.gz ←ファイルの展開
(***中略***)

 

# cd xymon-4.3.11 ←展開したディレクトリに移動
#
# ./configure --client 
↑「configure --client」コマンド実行。頭に./(ドットスラッシュ)が必要

 

Configuration script for Xymon client

 

This script asks a few questions and builds a Makefile to compile Xymon

 

Checking your make-utility

 

Xymon normally keeps all of the client configuration files
on the Xymon server. If you prefer, it is possible to use
a local client configuration file instead - if so, answer
'client' to the next question.
NB: Local configuration requires the PCRE libs on each host.

 

Server side client configuration, or client side [server] ? [Enter]
↑閾値等の設定をローカルで行なうか、サーバ側で行なうかの設定
サーバ側で制御するのが簡単なので、そのまま[Enter]

 

Checking for Large File Support ...
Large File Support OK

 

 

Checking for clock_gettime() requiring librt ...
clock_gettime() requires librt

 

 

What userid will be running Xymon [xymon] ? [Enter]
↑先ほど登録したXymonの実行ユーザ そのまま[Enrter]

 

Found passwd entry for user xymon:x:503:503:Xymon user:/usr/lib/xymon:/bin/bash

 

 

Where do you want the Xymon installation [/usr/lib/xymon] ? [Enter]
↑インストールディレクトリ指定 そのまま[Enter]

 

OK, will configure to use /usr/lib/xymon as the Xymon toplevel directory

 

 

What is the IP-address of your Xymon server [127.0.0.1] ?
xxx.xxx.xxx.xxx(IPアドレス)[Enter] ←監視サーバのIPアドレスを設定

 

 

Using Linux Makefile settings

 

 

Created Makefile with the necessary information to build Xymon
Some defaults are used, so do look at the Makefile before continuing.

 

Configuration complete - now run make -s (GNU make) to build the tools

ソースファイルのコンパイル、及びインストール作業

ソースファイルのコンパイル、及びインストール作業作業を行なっていきます。

 

「configure」の実行で作成された「Makefile」を元に、「make」コマンドを実行することでソースファイルのコンパイルを行います。コンパイル後「make install」コマンドでインストール作業を実行します。

 

# make ←「make」コマンド実行
(***中略***)

 

 

Build complete.

 

##########################################
IMPORTANT: If upgrading from 4.2.x, see the docs/upgrade-to-430.txt
file for instructions. You must run build/upgrade430.sh
before installing the new version.
##########################################

 

Now run 'make install' as root

 

 

 

# make install ←「make install」コマンド実行
(***中略***)

 

 

Installation complete. ←インストール完了!

 

To start the Xymon client, as the xymon user run '/usr/lib/xymon/client/runclient.sh start'

 

以上で、Linuxクライアントエージェントのソースファイルからのインストール作業は完了です。

 

次回は、Linuxクライアントエージェントのサービスを起動するためのちょっとした準備を行っていきます。

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